2011年から株主優待のことを知って、自分で取得するようになると、ときどき株主優待でおこめ券やおこめギフト券をもらうようになりました。
もちろん今までまったく知らなかったギフトカードで、手に入れたはいいけどどうやって使えばいいのかがわからないですよね。
どこのお店で使えるのかも全然わからないものですし、お米を買うのにしか使えないように思っていました。
ところがお米を買うだけじゃない使い方もあるみたいで、知れば知るほど意外と活躍する機会がある金券というのがわかりましたよ。
そこでこのページでは、おこめ券やおこめギフト券のことについて気になることをひと通り紹介していきますね。
おこめ券とおこめギフト券の違いについて
株主優待でおこめ券やおこめギフト券をもらうようになってから、2種類の似たようなギフトカードがあることを知ったのですが、違いがどうなっているのかが気になりますよね。
この2種類のギフトカード、発行元がそれぞれ違います。
- おこめ券:全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)
- おこめギフト券:全国農業協同組合連合会
あと違いがあるとしたら、おこめギフト券はJAでも使えるぐらいでしょうか。
ただ、それ以外は共通しているところが多く、販売金額は500円・ギフト券としての価値は440円となっています。
残りの60円は流通経費という謎の費用で引かれてしまっていますね。
そのため、自分で買って使うのには適さなくて、贈答用として使うのが一般的です。
だから株主優待でもおこめ券もしくはおこめギフト券が優待になっているところがあるんでしょうね。
ここからは、一般的に使われることが多い全米販のおこめ券の使い方などについて詳しく紹介していきます。
おこめギフト券を手にすることは少ないため、ここでは省略します。
おこめ券の利用シーン
おこめ券はギフト用に使うことが多くなるとは思いますが、具体的にはどんなときに使うのか気になるところ。
一覧にしてみましたので、今後の参考にしていただければと思います。
おこめ券の購入方法・値段はいくら?

おこめ券が欲しいと思ったときにどうやって手に入れたいいのかが気になると思います。
おこめ券は主に以下の場所で購入できますよ。
- 全国のお米屋さん
- スーパー
- デパート
- ネット通販
- 法人向け窓口
- 金券ショップ
- ヤフオクなどのフリマアプリ
もし、近くに販売店がない場合は、全米販おこめ券センターに問い合わせると教えてもらえますよ。
おこめ券・おこめギフト券の値段は購入するときは500円で、使うときは440円になります。
先ほども紹介したように、残りの60円は流通経費で引かれてしまうんですよね・・・。
おこめ券の販売店
ざっくりとした場所はわかっても、おこめ券が買える具体的なお店も知りたいところではないでしょうか。
主に以下の場所でおこめ券を買えますよ。
他にも販売しているお店はあると思いますので、近くのお店で使えるか確認してみましょう。
- イオン
- ダイエー
- マックスバリュ
- イトーヨーカドー
- コープ
- ライフ
- ザ・ビッグ
- サンエー
クレジットカードでも購入できる
また、おこめ券をネット通販で購入する場合は、クレジットカード払いも利用できます。
10,000円以上購入すると送料無料になるため、一括払いにすると、クレジットカードのポイントが貯まる分だけお得ですよね。
もし、贈答用におこめ券を買おうと思っている場合は、クレジットカードでの購入がおすすめですよ。
ポイントが貯まりやすいカードが基本的にはおすすめですが、マイルが貯まるクレジットカードも使うときのことを考えるとお得です。
株主優待でおこめ券を入手する方法も
私がそもそもおこめ券のことを知ったのは、株主優待でもらったことがきっかけでした。
調べてみると、数多くの銘柄が株主優待でおこめ券やおこめギフト券を提供しています。
自分が使う分には確実にお得なので、株主優待でおこめ券やおこめギフト券がもらえるとうれしいですね。
実際、初めて株主優待でもらったときはうれしかったです!
おこめ券に有効期限はありません
おこめ券を手に入れたはいいけど、いつまでに使えばいいのかが気になるかと思います。
ここは特別心配する必要はなくて、おこめ券・おこめギフト券には有効期限がありません。
いつでも好きなときに使えますよ。
たくさん持っておけば、高い買い物になってもまとめて使えますね。
おこめ券はおつりが出ません
おこめ券を使ったときに気になることの1つがおつりが出るかどうかですよね。
これは残念ながらおつりは出ません。
セイコーマートで試しに使ったみたときに店員さんに確認したところ、おつりは出ないとのことでした。
ただ、お店によってルールが異なる可能性もあるため、もしかしたらおつりが出るところもあるかもしれません。
これもおこめ券で支払うときに確認するのがいいと思います。
基本的にはおつりが出ないと思っておくほうが余計なストレスをためずにすみますよ。

おこめ券の使い方
ここからは、おこめ券を手に入れたときにどのように使えばいいのか、具体的な使い道について紹介していきますね。
ちなみにお店によってはお米以外を買うときにも使えて、普段の買い物での節約にも使えますよ。
お店でおこめ券を使うときの流れは、レジに行ってお金ではなくおこめ券を提示すれば大丈夫です。
足りない分は現金もしくは他の支払い方法を使いましょう。
お店によってはクレジットカードや電子マネーとの併用ができない可能性もあるため、現金は必ず持っておいてください。
一部のコンビニで使える
また、おこめ券はごく一部のコンビニでも使えるところがあります。
具体的にはファミリーマートとセイコーマートです。
東横インで宿泊料金の支払いができる

ビジネスホテルで有名な東横インでもおこめ券・おこめギフト券を使用することができます。
出張してビジネスホテルを使う場合、おこめギフト券があれば、宿泊料金に充てられますね。
下手するとおこめギフト券だけで宿泊できてしまうかもしれません!
実際に利用しましたが、これはとてもいいサービスだと思いました。
東横インでどうやっておこめ券を使ったのかについては以下のページで。

ドンキホーテで使える
激安を売りにしているドンキホーテでも、おこめ券を使うことができます。
ただでさえ安いドンキホーテをさらに安く使い倒せますね。
ただ、ドンキホーテでおこめ券を使う場合は、お米賞品を買うときだけしか使えないため、その点忘れずに使うようにしましょう。
おまけ情報ですが、ドンキホーテはビール券も使えますよ。
スギ薬局やマツモトキヨシなどのドラッグストアで使えるところも
どのお店でも使えるわけではないですが、ドラッグストアでもおこめ券が使えるところがあります。
おこめ券が使えるドラッグストアで知られているのは主に以下の通り。
- スギ薬局
- マツモトキヨシ
- クリエイトSD
- ウエルシア(一部店舗)
- クスリのアオキ
スギ薬局やマツモトキヨシでおこめ券を使うときに注意しておきたいのが、店舗によってはお米を含んだ買い物でないと使えない場合があるということ。
おこめ券、本来はお米を買うときに使うものですからしょうがないですね。
お店によってルールが変わる可能性もありますので、事前に店員さんに確認するのが確実ですよ。
おこめ券の使い道に困った場合は買取してもらおう
もし、これらの方法でもおこめ券を使うことがない場合は、金券ショップなどに行っておこめ券を買い取ってもらいましょう。
そうすると、実際に使える440円よりは少なくなってしまうものの、確実に現金化できますよ。
今は金券ショップだけでなく、ヤフオクなどに出品して売ることもできるため、使い道がない場合でもなんとかなります。
出品するのも面倒な場合は、宅配買取サービスに出してしまいましょう。
個人的には、ブックサプライがおすすめです。
さいごに
あまり見かけることのないおこめ券ですが、実はいろいろな使い道があります。
コンビニやドラッグストアなど、身近で使えるところもあるので、節約に役立てたいですね。
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