公衆電話でテレホンカードが使えないときの対処法は?交換方法などを解説
テレホンカードが使えない……困ったな。
テレホンカードには有効期限がないので、昔買ったまま保管してあるものでも、残高があれば公衆電話で使用可能です。
ところが、なんらかの理由でテレホンカードが使えないことがあります。
テレホンカードを当てにして電話ボックスに入ったのに、使えないトラブルが起きると焦りますよね。
そこでこのページでは、公衆電話でテレホンカードが使えなかったときの対処法を紹介します。
困ったときのお役に立てれば幸いです。
テレホンカードが使えないときに考えられる原因
まずは、テレホンカードが使えないときの原因を考えてみましょう。
原因が分かればケースに応じた適切な対処ができます。
- テレホンカードの残高がない。
- ICテレホンカードを使おうとしている。
- カードが磁気不良になっている。
- 停電している。
- 公衆電話が故障している。
では、それぞれの対処法を見てみましょう。
テレホンカードの残高がない場合の対処法
当然ながらテレホンカードの残高がなければ、公衆電話から電話をかけることはできません。
公衆電話のカード度数の表示がゼロになっていれば、残高がないということです。
残高不足は仕方がないので、別のテレホンカードを使うか、現金硬貨を使いましょう。
新しいテレホンカードはコンビニで購入できますよ。
ICテレホンカードを使おうとしている場合の対処法
「残高があるのになぜか使えない」というとき、手持ちのテレホンカードがICタイプではないか確認してみましょう。
ICテレホンカードとは、2011年まで発行されていたテレホンカードです。
ICテレホンカードが使える公衆電話は2006年3月末でサービスが終了しており、現在では使えなくなっています。
手持ちのカードの表面に「IC」のロゴがプリントされていれば、そのカードはICテレホンカードです。
ICテレホンカードは、2016年までは磁気テレホンカードへの交換が行われていましたが、現在は対応していません。
残念ながらテレホンカードは破棄し、現金硬貨か別の磁気テレホンカードで公衆電話を使いましょう。
カードが磁気不良になっている場合は交換可能
残高がある磁気テレホンカードなのに使えない場合は、磁気不良になっている可能性があります。
磁気不良で使えない磁気テレホンカードは「テレホンカード交換センター」で交換可能です。
使えなくなったテレホンカードの度数相当分のカードと交換してもらえますよ。
郵送での対応ですが送料はかからず、交換手数料も無料です。
使えないテレホンカードを交換するには以下の電話番号に問い合わせてみてください。
- 電話番号:0120-145472(通話料無料)
- 受付時間:午前9:00〜午後5:00
※土日・祝日・年末年始(12月29〜1月3日)除く
停電している場合の対処法
停電時はデジタル公衆電話・アナログ公衆電話の両方でテレホンカードが使えなくなります。
停電はどうしようもないので、現金硬貨を使いましょう。
公衆電話が故障している場合の対処法
公衆電話側の故障が原因でテレホンカードが使えないことがあります。
もし、公衆電話が故障しているときは、以下の番号に電話してください。
- 通常の問い合わせ先:113(局番なし)
- 携帯電話やNTT以外の固定電話からの問い合わせ先:0120-444-113
ただし、故障の問い合わせをしてもすぐに電話が使えるようになるかは分かりません。
すぐに電話をかける必要がある場合は、別の公衆電話を探しましょう。
公衆電話の場所は以下から検索できますよ。
参考:東日本の公衆電話の場所
参考:西日本の公衆電話の場所
さいごに
公衆電話でテレホンカードが使えないとき、まずは使えない原因がどこにあるのかを考えましょう。
それぞれの原因によって、適切な対処方法が異なります。
とはいえ、すぐに公衆電話で電話をかけないといけないときは、とりあえず現金硬貨を利用するのが手っ取り早いですね。
残高不足などの理由で新しいテレホンカードはコンビニやネット通販でも購入できますよ。
今後もなんらかの理由でテレホンカードが使えなくなるかもしれないので、何枚か持っておくと安心ですね。